株式会社東京リーガルマインドが運営している資格取得支援予備校の大手「LEC(レック)」。
LECの宅建士の講座受講者の2019年の合格率は75.1%。
全体の合格率の17%と比べて、とても高い合格率です。

宅建士の予備校に行こうと考えたことがある人なら「LEC」をご存知の人も多いのではないでしょうか?

LECなら私も知ってるけど高額なイメージがあるわ。

たしかに料金はそれなりにしますが、合格率は75.1%と非常に優秀な講座なんですよ。

すごい合格率!どんな講座なのか気になる!
今回は、LECの宅建講座の内容とリアルな評判や口コミをご紹介します。
LECの宅建講座とは?
LECの宅建士講座は、初めて宅建の学習をスタートする方に向けたものから、学習・受験経験者の方に向けたものまで対応した講座まであります。
どの講座にも模試が6回分ついてるのですが、LECの模試の宅建本試験での的中率はずば抜けています。
講座の受講方法は以下の4通り。
- 生の講義または教室で大型モニターに映される講義(通学)+Web動画&スマホ&音声ダウンロード
- 生の講義または教室で大型モニターに映される講義(通学)+DVD
- Web動画&スマホ&音声ダウンロード(通信)
- DVD(通信)
「通信」を選ぶと、WebまたはDVDのみでの受講となります。
Webでは講義動画をダウンロードしてスマホやパソコンでいつでも何度でも見ることができます。
また、倍速で見ることもできるので、2度目からは時間を短縮して効率的に勉強することも可能です。
講義中に使用されたレジュメ・板書はPDFでアップされているので見たい時にいつでも見ることができます。
DVDはインターネット環境に関わらず受講可能ですが、Webより少し料金が高くなりますし、スマホで持ち歩くこともできません。
「通学」を選ぶと、WebまたはDVDでの受講に加えて、実際の生の講義または教室で大型モニターに映される講義を受けることが可能です。

実績のある講師たちに質問などできるのは通学コースですね。

せっかく高いお金を払うんだから、通学コースが良さそうね。

そうですね。通信コースを選ぶのなら、オンラインに特化して費用が安いスタディングやフォーサイトなどがおすすめです。
LECの宅建講座の評判・口コミ
LECの評判や口コミを抜粋して、ご紹介します。
通学コースでもweb講義を見ることができたので、生講義を受けた後は必ずweb講義を聞き追いかけ復習をし、知識の定着に努めました。
模試で苦手分野があると、web講義でその分野だけを見直しました。理解を深めた後に、過去問が単元ごとに収録されている「ウォーク問」で繰り返し問題を解くことで知識の定着に努めました。
先生がまとめた「不動産動向」は試験直前に読んで得点につなげられました。
他にも評判を知りたい方は「合格体験記」をご覧ください。
LECの宅建講座の合格率
LECの宅建士の講座受講者の2019年の合格率は75.1%。全体の17%と比べると、LECの合格率の高さがうかがえます。
LECの宅建講座内容
それでは、LECの宅建講座の内容を詳しくみていきましょう。
初めての方向けの講座
LECの初めての方向けの講座は以下の2つです。
プレミアム合格コースの方が講座回数が多く、内容が濃くなっています。

どちらの講座も難しい専門用語を極力使わず、具体例をもって分かりやすく説明してもらえます。
プレミアム合格フルコース
「プレミアム合格フルコース」は合格に必要な重要必須知識を理解・定着させることを目的としています。
受講形態と価格詳細は以下の通り。
受講形態 | 一般価格 | ||
---|---|---|---|
講義 | 模試 | ||
通 学 | 生の講義+Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 181,500円 |
生の講義+DVD | 会場 | 198,000円 | |
通 信 | Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 154,000円 |
自宅 | |||
DVD | 会場 | 170,500円 |
パーフェクト合格フルコース
「パーフェクト合格フルコース」は合格に必要な基礎固めと問題演習をセットにした効率重視型のコースです。
受講形態と価格詳細は以下の通り。
受講形態 | 一般価格 | ||
---|---|---|---|
講義 | 模試 | ||
通 学 | 生の講義+Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 148,500円 |
生の講義+DVD | 会場 | 165,000円 | |
通 信 | Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 126,500円 |
自宅 | |||
DVD | 会場 | 143,000円 |
詳細な講座内容や価格・割引制度に関しては、LEC公式サイトをご覧ください。
学習・受験経験者向けの講座
LECの学習・受験経験者向けの講座は2つです。
再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講座
「再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講座」は宅建試験の最新傾向に対応した徹底的な基礎固めと圧倒的な演習量が特徴。
基礎講座での知識にプラスして応用論点・頻出論点演習などを追加した中・上級者の方へおすすめのプログラムです。
受講形態と価格詳細は以下の通り。
受講形態 | 一般価格 | ||
---|---|---|---|
講義 | 模試 | ||
通 学 | 生の講義+Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 176,000円 |
生の講義+DVD | 会場 | 192,500円 | |
通 信 | Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 148,500円 |
自宅 | |||
DVD | 会場 | 165,000円 |
寺西知彦のシンプル&ミニマム宅建士合格塾
「寺西知彦のシンプル&ミニマム宅建士合格塾」は無駄なことを省いたプログラム。
基本を徹底的に繰り返し、インプットを確実に消化できるようになっています。
シンプル&ミニマム宅建士合格塾には、スーパー合格講座が含まれています。
受講形態と価格詳細は以下の通り。
受講形態 | 一般価格 | ||
---|---|---|---|
講義 | 模試 | ||
通 学 | 生の講義+Web動画&スマホ&音声ダウンロード | 会場 | 170,500円 |
生の講義+DVD | 会場 | 187,000円 |
LECの宅建講座のメリット
LECの講座を受けるメリットは以下の通りです。
- 2019年度のLEC受験生の合格率は75.1%(一般の合格率は17.0%)
- 生の講義が受けられる
- 宅建本試験問題の的中実績
- Web+スマートフォン+音声ダウンロードもしくはDVDでの復習ができる
まずは、何と言っても合格率の高さです。
宅建試験の合格率は17%程とかなり低いのですが、LEC受験生だけで見ると合格率は7割を越えています。

生の講義を受けることができるのもポイントです。
わからないところを直接質問することができるんです。

一方通行の授業ではなく、直接質問できるのは嬉しいね。
また、LEC内で本番試験に備えた独自の模試があります。
緻密な分析に基づいて、最新の出題傾向に沿った問題が選び抜かれています。
そして、通学講座を選んだ場合でもWeb+スマートフォン+音声ダウンロードもしくはDVDでの復習がスマホやパソコンでできるのも魅力の1つです。

スマホやパソコンでどこでも復習ができるのは嬉しいですね。

生の講義でわかりにくかったところも後から勉強できるのはいいね。
LECの宅建講座のデメリット
LECの講座のデメリットは「料金が高いこと」です。
- 料金が高い
通信講座専門でやっている資格スクールと比べて料金は割高です。
しかし、割引制度(再受講割引・5問免除割引・LEC他資格受講生割引・宅建業従事・内定者割引・他社のりかえ割引)はいろいろありますので、うまく活用しましょうか。

利用できる割引を適用した上でどの講座にするするか決めましょう。

割引を適用しても高いね。
LECの宅建講座の割引制度
LECの講座では、様々な割引制度(再受講割引・5問免除割引・LEC他資格受講生割引・宅建業従事&内定者割引・他社のりかえ割引)があります。

適用できるものがあればお得に講座を受講できるので、ぜひ活用しましょう。
ただし、割引のハードルは高く、宅建業従事&内定者割引以外に該当する人はあまりいないかもしれません。
割引詳細はLECのホームページをご覧ください。
LECには5点免除できる宅建登録講習も
宅建試験には宅建登録講習を受け・修了試験に合格すれば、本試験の点数が5点免除される(宅建試験の得点5点分プラスされる)制度があります。
受講要件として、宅建登録講習の申し込み時から2日間の講習修了日までの間、宅地建物取引業に従事し、有効な宅建業従事者証明書を所持・提示できる方が受講可能です。

宅建登録講習については詳しくは以下の記事をご覧ください。
LECでも登録講習を受講することができます。
講習は10:00〜18:00の計2日間、料金は18,000円(税込)です。
LEC登録実務講習の特徴は以下の通りです。
- 全国26拠点で400以上の演習クラス
- 利用しやすい豊富なクラス設定(火水・土日が中心のニーズに合わせた演習日程)
- 修了証即日発行クラスを開催
- 無料で修了試験の再受講可能(1回のみ)
LECの登録講習は札幌から沖縄まで幅広く講習を実施できます。
また登録実務講習終了後、修了試験終了後1時間程で登録実務講習修了証を発行してもらえます。
そして、修了試験の合格率は99.9%ですが、万が一修了試験が不合格になっても1回に限り再受講が可能です。
LECの宅建講座の申し込み方法
LECの申し込みは以下の3種類からお選びいただけます。
- Web決済での申し込み
- LEC本校にて申し込み
- 郵送での申し込み
申し込み方法の流れは以下の通りです。
- ステップ1スクーリング日程ページより日程選択・スケジュールを確認
- ステップ2商品を買い物かごに入れて進む
- ステップ3申し込み規約の同意
- ステップ4注文情報入力
- ステップ5決済方法入力
- ステップ6注文情報確認
- ステップ7注文完了
LECの宅建講座によくある質問(FAQ)
LECの宅建講座に関して、よくある質問をまとめました。
受講料は?
プログラムがしっかりしてる分、受講料は通学講座も通信講座も高めです。
一番安い通信講座でさえ、12万円以上します。
割引制度を使うと少しは安くなりますが、それでも高額です。
メリットは?
通学講座で生の講義を受けたり、質問することができます。
通信講座ではわからないところがあっても質問することができません。
また、模試の本試験問題の的中実績が高いこともメリットです。
模試を繰り返し学習することで、本試験合格に近づきます。
デメリットは?
ズバリ受講料が高いことです。
通信講座専門でやっている資格スクールと比べて料金は割高です。
通信講座ならコスパ重視のスタディングやフォーサイトがおすすめ
LECの通信講座は他社と比べて、とても高額です。
通信講座ならコスパ重視のスタディングやフォーサイトがおすすめです。
スタディングの宅建講座
スタディングの宅建講座は通勤中や待ち時間などスマホやパソコンでいつでもどこでも学習できます。
講座内容には、ビデオ講座・音声講座・WEBテキスト・問題集・セレクト過去問集、13年分テーマ別過去問集が含まれています。
宅建試験は過去問の学習がとても大切ですが、スタディングは過去問が充実しているので安心です。
料金は税別18,500円(分割払いの場合、月々1,833円から)とコスパにとても優れています。
フォーサイトの宅建講座
フォーサイトの宅建講座は71.5%の高い合格率を誇ります。
基礎講座・過去問講座・直前対策講座から構成されており、フルカラーのテキスト、講義DVD、問題集などがついてきます。
3つの講座をセットで受講すると税別66,800円です。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座なので、条件を満たせば、修了までに支払った学費の20%がハローワーク(公共職業安定所)から給付され戻ってきます。
さらに、もし不合格になった場合でも一定の条件を満たせば、学費が全額戻ってくる全額返金保証制度があるので安心です。
LECの宅建講座の内容と評判や口コミまとめ
今回は、LECの宅建講座の講座内容と評判や口コミについてご紹介しました。
LECの宅建士の講座受講者の2019年の合格率は75.1%。
全体の合格率の17%と比べて、とても高い合格率です。
通学講座は生の講義を聞いたり、わからないところを質問することができるのでおすすめ。
通信講座の幅も充実しており、パソコンやスマホを使って、WebやDVDでいつでもどこでも勉強することができます。
しかし、とても高額です。通信講座だけを選ぶのであれば、スタディングやフォーサイトを選ぶのがいいでしょう。
そうは言っても圧倒的なサポート力、講師陣も厚く万全の体制のLECです。
LECが気になっていた方はぜひ参考にしてみてください。
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