不動産業界で働く人の必須資格ともいえる「宅建士」。
宅建がないとできない業務があったり、保有しているだけで資格手当が出る会社も多いので、できるだけ早く取得したいものです。
しかしながら、宅建士試験の合格率は15〜17%で推移しており、決して高くありません。
あまりお金を掛けずに合格したいからと通信講座の受講を検討している人もいるでしょう。
宅建の通信講座と一言にいってもいろいろあるので、自分に合った講座を選ぶのは難しいものです。
通信講座を受けたいけど、できれば安く済ませたいわ。
絶対に一発合格したい私はどの講座がいいかな?
できれば安く済ませたい・絶対合格したいけど、どの講座を選べばいいのか分からない人のために、今回は宅建通信講座6つをランキングにしておすすめの講座をご紹介します。
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宅建通信講座の選び方
宅建の通信講座はどうやって選べばいいのか?まずは選ぶ基準を明確にしていきましょう。
どんな基準から選べばいいの?
それぞれ説明していきます。
講座料金
やっぱり1番気になるのは講座料金ですよね。
月額980円のものから一括20万円くらいするものまで様々な講座があります。
講座内容やサービスは少しずつ違いますし、料金だけで選ぶわけにはいきませんが、できれば安い方がいいですよね。
通勤中などのスキマ時間に補助的な役割として通信講座を利用する人は安いと嬉しいですよね。
大手予備校の講座は模試が付いてくるものもありますが、それでも他と比べて割高です。
高いからいいというわけでは決してありません。
開始月が遅く、試験まであまり期間がない場合には月額で始められる宅建講座を選ぶのも一つの手。
また、支払った料金の20%が戻ってくる教育訓練給付制度(一般教育訓練)というのもあります。
教育訓練練給付制度を使うと高い講座でもお得に受講することができます。
20%も戻ってくるなんてすごい!嬉しい!
教育訓練給付制度は国の制度です。
雇用保険の加入期間が通算1年以上などの条件があります。そして、すべての講座が対象ではなく、対象の講座は限られています。
教育訓練給付制度の詳細・対象の講座については、以下の記事で詳しく書いてますのであわせてご覧ください→宅建講座料金の20%が戻ってくる教育訓練給付制度(一般教育訓練)!要件や対象講座も紹介!
合格率
せっかく講座を受けるのだから気になるのが合格率ですよね。
ここ10年の宅建試験全体の合格率は15%〜17%で推移してます。
宅建講座の中には合格率70%を超える驚異的なものも。
一発合格したい私は金額が高くても合格率が高い講座がいいわ。
高い合格率の講座は、効率的に学習できるよう試験に出るところを中心に学ぶテキストとなっています。
特に大切なところだけをテキストで学ぶので、少ない時間で効率的に学習できるのです。
そして、過去問や多くの問題演習をときながら頭に叩きこんでいきます。
しかしながら、合格率が発表されてない・合格率が低い講座だから良くないというわけではありません。
自分に合ってる講座(講座がわかりやすい、質問できるか、モチベーションが維持できるかなど)であるかが一番大切です。
逆に合格率が高いからと言って、安心してはいきません。
どんなにいい講座であっても、結局は自分でうまく勉強できるかがとても大切です。
過去問があるかどうか
宅建の試験は6〜7割が過去問とその周辺知識からの出題となりますので、過去問は非常に大切です。
過去問が通信講座の内容に含まれていれば、気軽にスマホで解くことができます。
解説もしっかり読みながら繰り返し解くことで、自然と頭に入れることができるのです。
過去問があるかはとても大切です。
ただし、過去問は講座でなくても市販のものがありますので、必ずしも講座内容になくても大丈夫です。
通学・通勤中に気軽に勉強できるので、過去問がある講座のほうが良さそうね。
宅建の通信講座おすすめランキング
宅建のおすすめ通信講座ランキングを項目別にご紹介していきます。
まずは宅建の通信講座をまとめた表をご覧ください。
講座名 | 料金 | 合格率 | 受講方法 | 過去問 | 教育訓練給付制度 | 模試 | 質問 | スケジュール管理 | 特徴 |
ユーキャン | 税込63,000円 | 未公表 | オンラインのみ | △ | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 3か月で合格を目指せる速学講座がある |
スタディング | 税別18,500円(分割払い可) | 未公表 | オンライン(事前ダウンロードでオフラインも可) | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | 勉強仲間機能でモチベーションを維持しやすい |
フォーサイト | 税別56,800円~ | 71.5% | オンライン(事前ダウンロードでオフラインも可)&DVD | 〇 | 〇(バリューセット受講の場合) | 〇(バリューセット2のみ) | 〇(5回まで) | 〇 | e-ラーニングでゲーム感覚で学習できる。不合格時の全額返金制度あり。 |
オンスク.JP | 月額税別980円~ | 未公表 | オンライン(事前ダウンロードでオフラインも可) | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 低価格。月額料金システムがあり。 |
アガルート | 税別29,800円~ | 55.6% | オンライン(事前ダウンロードでオフラインも可) | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | 試験に合格した場合、条件を満たすと全額返金してもらえる |
それでは、まとめ表をもとに以下のランキングを見ていきましょう。
料金が安い講座
まずは料金が安い講座です。
月額980円からできるオンスク.JPが断トツで1位です!
月額ではなく、例えば12ヶ月分を一括で払うと上位プランでも14,000円(ひと月あたり1,200円以下)で受講できます。
2位には過去問がある講座で1番安いスタディングがランクイン。
料金は一括払いで、税別18,500円(分割払いの場合は月々1,833円から)。
3位のアガルートは税別29,800円で、それ以外は一気に料金が上がってしまいます。
合格率が高い講座
次に合格率が高い講座です。
ここでは、フォーサイトが1位となりました!
1位はフォーサイト。合格率は71.5%で、累計合格者は50,000人以上です。
多くの人が合格してるので安心ですよね。
2位は合格率55.6%のアガルートが入りました。
総合おすすめ講座
最後は総合おすすめ講座ランキングです。
上記で説明しましたように通信講座を選ぶときには講座料金、合格率、過去問があるかどうかで選ぶとよいでしょう。
通信講座のメリットの一つが安い料金で受けれることです。
一見、高いように見えるものでも支払った金額の20%が戻ってくる教育訓練給付制度の対象講座ならお得に受講することもできます。
また、過去問学習がとても大切な宅建。
毎年、試験問題の6〜7割は過去問とその周辺知識から出されています。
過去問を制する者は宅建を制すと言っても過言ではありません。
過去問テキストを購入することもできますが、せっかくどこでもスマホで気軽に受講できる通信講座をするのだから過去問が入ってるものを選ぶといいでしょう。
その上で合格率が高い講座はわかりやすかったり、モチベーションの維持できる機能があったりします。
質問できる機能はあると嬉しい機能ですが、あればラッキーくらいに考えておきましょう。
なくても大抵はネットで調べればでてきます。
それらを踏まえると、総合おすすめ講座の第1位は「フォーサイト」。
教育訓練給付制度を使えば、4万円ちょっと。
過去問もあり、合格率も71.5%ととても高いです。
また、フォーサイトは不合格になった場合の全額返金制度などのサポートもバッチリ。
第2位は「スタディング」。
通信講座を受けようと考える人はできれば低価格で受けたい人がほとんどでしょう。
スタディングはなんと18,500円の低価格でビデオ講座、過去問も付いています。
お金をできるだけ掛けずに宅建合格を目指す人にピッタリ。
当サイトではできるだけ安く宅建に合格したいという人にはスタディングを一番におすすめしています。
まず、オンスク.JPは月額980円からと圧倒的な低価格なので費用を抑えられます。
数ヶ月の短い期間だけ受講したいという人は一括数万円の料金を払わないですむのはありがたいですよね。
低価格にも関わらず、大手資格専門学校「TAC」の人気講師の授業が格安で受けられるのも魅力の一つ。
そして、もう一つの第3位のアガルートは料金も29,800円~。
そこまで高くないものの過去問が付いており、合格率も55.6%とバランスが取れている通信講座です。
比較した宅建通信講座
今回、比較した宅建通信講座6つを一つずつ解説していきます。
それでは、宅建士試験のおすすめ講座について一つずつ比較していきます。
スタディング
1つ目にご紹介するのは「スタディング 宅建士講座」。
ビデオ講座、音声講座、WEBテキスト、問題集、セレクト過去問集、13年分テーマ別過去問集が含まれています。
料金は税別18,500円。月々1,833円からの分割払いも可能です。
資格の学校に通うことを考えると格段にコストパフォーマンスに優れています。
Wi-Fi環境で事前に講義動画をアプリでダウンロードしていると通信料を気にすることなく受講できます。
テキストだけでは内容が頭に入らず苦労しますが、動画があるので、耳で聞いて&目で見て、かんたんに理解することができます。
さらに、セレクト過去問集・13年分のテーマ別過去問集がついています。
よく宅建の試験には「過去問をやるかとがとても大切」と言わますが、スタディングの過去問は使いやすく、達成度も一目で確認できるのでモチベーション維持にはもってこいです。
フォーサイト
2つ目にご紹介するのは、71.5%の高い合格率で人気の「フォーサイト」。
基礎講座・過去問講座・直前対策講座から構成されており、フルカラーのテキスト、講義DVD、問題集などがついてきます。
3つの講座をセットで受講すると税別66,800円です。
しかし、フォーサイトのページを開くと5,000円のクーポンコードが出てきますので、それを使うと税別61,800円となります。
また、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座なので、条件を満たせば、修了までに支払った学費の20%がハローワーク(公共職業安定所)から給付され戻ってきますので実質4万円台で受講可能です。
さらに、もし不合格になった場合は一定の条件を満たせば、学費が全額戻ってくる全額返金保証制度があります。
フォーサイトは過去問講座があったり、手厚いサポートがあったりと高い合格率なのも納得です。
オンスク.JP
3つ目にご紹介するのは「オンスク.JP」。
全144回(約25時間)の講義動画、全612問の問題演習、ダウンロードできる教材のセットです。
オンスク.JPはTACの専門学校で培ってきた合格のノウハウを詰め込んだオンライン講座を展開しています。
講義は資格専門学校のTACで長く講師として活躍されている「佐藤信仁講師」です。
大手資格専門学校の人気講師の授業が格安で受けられるのも他社にない
宅建のオンライン講座は一括で料金を支払うものばかりですが、オンスク.JPなら月額料金980円からなので、短期での受講もしやすく、気軽に始めることができます。
ただし、月額980円のウケホーダイ ライトは機能が少ないので、しっかり勉強したい人は月額1,480円のウケホーダイ スタンダードがおすすめ。
ユーキャン
4つ目にご紹介するのは「生涯学習のユーキャン」。
アガルート
5つ目にご紹介するのは「アガルートアカデミー」。
アガルートの講座受講者の合格率は全国平均の3.27倍の55.6%。価格と内容、合格率のバランスの取れた講座です。
アガルートの宅建講座は初学者向け「入門総合カリキュラム(29,800円)」と学習・実務経験のある人向け「演習総合カリキュラム(39,800円)」の2つ。
総合演習カリキュラムの工藤美香講師はとても美人なので勉強のやる気が出ますよ。
クレジットカードによる分割払いも可能で、入門カリキュラムで24回分割なら月々1,500円以下で受けられコストパフォーマンスは抜群。
また、宅建試験に合格した場合には「合格特典」として、支払った受講料をなんと全額返金してもらえる制度もあります。
入門総合カリキュラムは、試験に必要な知識を身につける総合講義、講義内容を理解できているか確認できる過去問解析講座、試験前の最終仕上げの総まとめ講座、模擬試験が含まれています。
経験者向け総合演習カリキュラムは、講義と過去問演習を中心とした演習総合講義、試験前の直前答練(予想問題)、総まとめ講座、模擬試験という内容です。
宅建士試験の人気講座6つの評判・口コミ、料金などを徹底比較まとめ
今回は、宅建士試験の人気講座6つの評判・口コミ、料金などを徹底的に比較しました。
おすすめの宅建通信講座はフォーサイトです。
講座内容、サービスなどを含めて考えると合格率が高いのも納得できます。
フォーサイトでしっかり勉強するのが合格への1番の近道です。
しかしながら、教育訓練給付制度を使っても4万円以上します。
なるべく出費を抑えて合格を目指したい人にはスタディングがおすすめ。
料金は税別18,500円で、月々1,833円からの分割払いも可能です。
通信講座をうまく利用して、宅建合格を目指しましょう。