宅建士の試験は、約7割が過去問から出題されています。
つまり、宅建士の資格を取得するには過去問をフル活用して学習するのがベスト。時間がない人にもおすすめです。
数ある宅建の過去問の中でもLECから出ている「出る順宅建士の過去問」が気になる・買おうか迷っているという人も多いのではないでしょうか?
出る順宅建士の過去問は使いやすいの?
実際に使って試してみたので、ご紹介しますね。
仕事しながら勉強時間を確保するのは難しいと思います。「効率」を重視する勉強方法を選びたい人にぴったりなのが出る順宅建士の過去問です。
実際に、出る順宅建士のウォーク問過去問題集を使ってみてのレビューを紹介します。
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解説付きの過去問「出る順宅建士」とは?
出る順宅建士の過去問は、大手資格スクールのLEC(東京リーガルマインド)が編著・発行している教材です。
LECは法律系の資格に強く、まさに宅建士の資格対策もお得意のものです。
出る順宅建士は以下のようにシリーズ化されており、テキストは過去問に対応しています。
- 出る順宅建士 合格テキスト①から③
- 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集①から③
- 出る順宅建士 重要ポイント555
- 出る順宅建士 ○×1000肢問題集出る順宅建士 直前大予想模試
- どこでも宅建肢とらの巻
過去問だけでなく、テキストなどと合わせて使うことで相乗効果を発揮します。
出る順宅建士の良い点
出る順宅建士の良い点は以下の通りです。
・出る順宅建士シリーズのテキストに対応している
・出題傾向の分析に長けている
・問題ごとの正解率が載っている
B6サイズ(コミック本サイズ)で持ち運びやすい
通勤通学のスキマ時間に勉強したいと思っても、電車の中で本を開いて勉強するのは大変です。
かさばってバッグにも入れにくいんですよね。
宅建士の資格は学習範囲が広いため、ボリュームも多く、分厚いものがほとんど。
私も出る順宅建士の過去問を使う前は、分厚い過去問集を使っていましたが、大きくて持ち歩きにくい&スキマ時間に勉強しづらいという点で悩んでいました。
しかし、出る順宅建士の過去問はコミック本サイズで持ち運びやすく、満員電車でも大活躍。
「出る順宅建士のウォーク問過去問題集」の「ウォーク問」というタイトルは「いつでもどこでも場所を選ばず解ける」という由来から付けられているんです。
また、一度開くと閉じにくい特殊な製本になっています。
例えば、勉強中に席を離れても勝手に閉じられて、どこまで進んだかわからなくなることもありません。
出る順宅建士シリーズのテキストに対応している
過去問を解いていて、間違えた所・わからない所はテキストで確認しますよね。
しかし、過去問のわからない箇所がテキストのどこにあるのか毎回探すのは面倒。
テキストのどこを見ればいいのか一目でわかったらいいのに…。
安心してください。出る順宅建士はすぐにわかるようになっています。
出る順宅建士は、過去問とテキストがリンクされているので、同シリーズのテキストを使えば、どこにあるのかすぐにわかります。
解説右側にある「ステップ番号」が「出る順宅建士 合格テキスト」の「合格ステップ」に対応しているので、わからない問題もすぐにテキストで復習できるのです。
出題傾向の分析に長けている
タイトルの通り、「過去に出題された回数の多い順」に問題が構成されているところになります。
つまり、「どのような問題が試験に出やすいのかが一目瞭然」ということです。効率を重視する上でこんなにも良いことはないですよね。
また、問題ごとに重要度が特A~Cと4段階にランク付け(特Aが最も重要度高い)されています。
重要度の高いA・Bの問題を抑えておけば、合格基準に近づけることが明確化されているので、力の入れどころが明確になりとても効率が良く使いやすいです。
・A かなり重要な問題
・B まあまあ重要な問題
・C 参考程度の問題
試験日の一週間前などは、特にこのレベルを参考に勉強するといいでしょう。
試験本番かなり助けられました。
問題ごとの正解率が載っている
さらに、問題ごとに「合格者の正解率」と「不合格者の正解率」が記載されています。
「合格者の正解率」が高い問題は、確実に抑えておかなければならないという意識が芽生えますし、「合格者の正解率」と「不合格者の正解率」に差がある問題は「ここが合否の分岐点となる問題だ」という意識が芽生えます。
逆に正解率が低い問題は、時間がない場合には捨てるというのも一つの手かもしれません。
出る順宅建士の悪い点
出る順宅建士の過去問を使ってみて、不便だなと思ったのは「過去問が3冊に分かれている」ことです。
・出る順宅建士 ウォーク問過去問題集②宅建業法
・出る順宅建士 ウォーク問過去問題集③法令上の制限・税・その他
コンパクトで持ち歩きやすい点を重視していたので、あまり気にしていなかったのですが、「今日は宅建業法の過去問しか持っていない」ということがありました。
試験日が近くなる頃には、3冊とも持ち歩いていたので、結局重いし、かさばるし…。
1冊ずつ持ち歩く場合でも、勉強するスケジュールをしっかり立てていれば問題ないです。
過去問だけをやるならスマホでできる通信講座のスタディングや【オンスク.JP】を選ぶ方がいいでしょう。
スタディングについては以下の記事でも詳しく書いてますので合わせてご覧ください。
出る順宅建士はこんな人におすすめ
出る順宅建士の過去問は出る順に並んでいますし、重要度ランクの表示もあるので、効率的に勉強できます。
忙しくて勉強時間のない社会人におすすめ。
また、テキストばかり深く読み込んでも、実際の試験問題として問われる確率が低いところも多いです。
試験にあまり重要ではない項目に時間を割いてしまうと、非効率ですよね。
過去問を解いていると試験でよく問われる項目などの傾向がわかりますし、何を理解していないといけないのかがわかるのでおすすめです。
効率の良い勉強方法ですね。
LECの通学講座では、「過去問をやる→間違えた所をテキストで見直す→過去問をやる」といった具合に過去問を最低3周はするよう指導されています。
もちろん過去問だけではダメなので、テキストでの勉強も必要ですよ。
出る順宅建士を使ってみた感想
出る順宅建士の過去問を使って勉強していた私の感想は以下の通りです。
・コンパクトで持ち歩きに便利
・過去問の解説がテキスト並みに詳しい
・問題の重要度がわかりやすい
やはり使いやすくて、解説が詳しいというのがポイントですね。
出る順宅建士を使った効率的な勉強方法
次に参考までに私が行っていた勉強方法の紹介です。効率的に合格基準まで知識を高めてくれるのに役立ちます。
まず、過去問題集を一問ずつ解いていきましょう。
その際に選択肢1つ1つの正否まで分かり正解した問題には〇、選択肢1つ1つの正否まで分からなかったが正解した問題には△、間違えた問題には✕を付けながら、すべての問題を解きます。
なお、問題で分からないことがあった時には、参考書を見て理解しましょう。
出る順宅建士のテキストなら問題集とリンクしているのでパッと見たいポイントが見ることが可能ですね。
一通り問題集を解き終えたら、2周目に入ります。
その際に〇を付けた問題(選択肢1つ1つの正否まで分かり正解した問題)と重要度ランクCの問題は飛ばして解く。
つまり、2周目は△と✕を付けた問題かつランクがA、Bの問題のみ解くことなります。そうすることでさらに効率を上げれます。
出る順宅建士のレビューまとめ
今回は、出る順宅建士のウォーク問過去問題集を使ってみてのレビューを紹介しました。
社会人で仕事をしながら宅建の勉強をするのは、時間との戦い。
スキマ時間に繰り返し過去問を解くのが大切です。
出る順宅建士では、重要度の高い過去問を効率的に学べます。時間がない人にもおすすめ。
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