宅建の合格率は毎年約15%~18%ほどで推移しています。
合格率は低いですが、なるべくならお金をかけずに独学で勉強したいというのが本音ではないでしょうか。
独学での宅建合格はもちろん可能です。
ただし、やり方を間違えないこと。
間違ったやり方では、いくら勉強しても合格できません。
正しいやり方で勉強すれば、独学での宅建合格はおのずと見えてきます。
今回は、宅建に独学合格するためにやるべき勉強法について説明します。
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宅建に独学で合格するための勉強法
宅建に独学で合格するために「やるべき勉強法」は以下のとおりです。
それぞれ詳しく説明していきます。
スケジュールを決めて勉強する
宅建の試験問題は、暗記がメインです。
また、過去問の焼き増しも多く、独学でも一定時間の勉強をすれば合格ラインの知識が十分に身に付きます。
そのため、まずスケジュールを決め、そのスケジュールに沿って勉強時間を確保しましょう。
一般的に宅建合格のために300時間程度の勉強が必要と言われています。
まとめて300時間を取るのは大変ですが、毎日継続して時間を確保すれば300時間はそれほど難しくはありません。
社会人の方であれば1日1.5時間~2時間くらいが現実的な時間ではないでしょうか。
仮に宅建の試験日を10月の第3日曜日として逆算すると、春先には勉強をスタートする必要があります。
早めに勉強スタートし繰り返し復習するのがおすすめです。
「そんなに早くから始めたら忘れてしまうのではないか?」と思われるかもしれませんがそんなことはありません。
一気に詰め込むより反復することで「記憶が定着」します。
また、早めにスタートすることで心の余裕ができるのは言うまでもありません。
もちろん日々の生活や仕事があるのでできない日もあるでしょう。
進捗ペースを落とさないためにも、できない日の分は他の日や休日にまとめて勉強すること大切です。
他の国家資格と比べても勉強時間を確保し、しっかりと勉強さえすれば独学でも宅建合格はできます。
一番最初にしっかりと勉強スケジュールを決めて継続しましょう。
宅建業法から過去問をする
宅建の試験勉強は宅建業法の過去問からマスターしましょう。
宅建業法は暗記系の科目になるので、繰り返すことで内容を理解し自信につながるからです。
参考書を最初から読む勉強法は「つまらない」と感じ、継続するには強いメンタルが必要になります。
宅建業法の過去問から始めるメリットは「できるかも」と思えることです。
素人だからいきなり過去問にチャレンジしても分からないと不安に感じるかもしれませんが、気にせずに過去問を解いてみてください。
最初は分からない用語や言い回しも多いですが、解答をよく読んで理解していきましょう。
過去問をした後で参考書を読むと、理解できる部分が多くなっているはずです。
「宅建業法」は試験問題50問中20問の4割です。
暗記系の宅建業法は、暗記さえできれば満点が取れます。
ですので、過去問は宅建業法からマスターするようにしましょう。
過去問を3周し理解する
宅建の勉強法はなんといっても過去問の反復が効果的です。
過去問を3周し理解しましょう。
間違えた問題を繰り返すことで理解が深まります。
時間に余裕がある場合はすべての問題を繰り返しても構いません。
おすすめは間違えた問題や分かりにくかった問題を繰り返すこと。
3周も繰り返すってキツイと思いますよね?
最初は時間がかかりますが、2周目・3周目になるにつれて間違える問題数は減るので、そこまで大変ではありません。
また、間違えた問題にチェックを入れておくことで試験前にも効率的に復習ができるので、分かるように印やふせんをつけておきましょう。
過去問をする順番は「宅建業法」→「権利関係」→「法令上の制限・税・その他」の順番です。
点数の取りやすい「宅建業法」と「権利関係」ができれば、他を落としても合格ラインに達することができます。
宅建の勉強法はなんといっても過去問の反復が効果的ですので、過去問を3周し理解しましょう。
宅建の本試験前に模擬試験を受ける
宅建の本試験前には「模擬試験」が効果的。
理由は「本試験に近い問題が出題される傾向があること」と「試験の雰囲気をつかむことができること」の2点です。
TACやLECなど大手資格学校の模擬試験は本試験と近い問題が出題させる傾向があるためです。
できなかった問題や科目を認識し、本試験に向けて重点的に勉強することもできます。
模擬試験の費用は4,000円~6,000円程度で、資格学校に通ってなくても模擬試験だけの受験も可能です。
また、試験の雰囲気をつかめるのも大きなメリットです。
独学で勉強していると試験の雰囲気や緊張感はつかめません。
宅建の本試験は年1回しかありませんし、模擬試験の費用対効果はとても高いと言えるでしょう。
宅建の本試験前に行う勉強法は「模擬試験」が効果的です。
宅建に独学合格するための勉強法まとめ
今回は、宅建に独学合格するための勉強法を説明しました。
要点は以下の通りです。
- 勉強のスケジュールを決めて継続する
- 宅建業法から過去問をマスターする
- 過去問を3周し、理解する
- 宅建の本試験前には模擬試験を受ける
宅建は独学でも時間を確保し、正しい勉強法をこなすことで合格することは十分に可能です。
まずは、スケジュールを決めてやるべき勉強法を継続しましょう。
本試験前に行う勉強法としては「模擬試験」が効果的です。
本記事での勉強法を実践することで、宅建の独学合格に向けて頑張ってください。
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