宅建を独学で取得する費用は、どのくらいになるかご存じですか?
独学での取得は難しいですが、できないわけではありません。
私自身、独学で宅建に合格しました。
独学のメリットはなんといっても費用が安いこと。
では、独学での宅建取得には実際にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は、宅建を独学で取得する際にかかる費用事情について、詳しく説明します。
もくじをタップすると読みたいところまで飛ばせるので便利です。
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宅建を独学で取得する費用
宅建を独学で取得する費用には、独学での勉強にかかる費用の他にも、宅建受験にかかる費用、試験合格後にかかる費用があります。
それぞれの費用について詳しく説明していきます。
宅建の勉強にかかる費用
宅建の勉強法は、「独学」「通学」「通信講座」という3つのパターンがあります。
もちろん宅建の学校に通うことが合格への一番の近道ではありますが、その分費用がかかってしまいます。
自分でペース配分をして、毎日コツコツ勉強できるという方は学校に通う必要はありません。
テキストを一冊購入し、2周、3周した後は過去問題集で繰り返し勉強しましょう。
何の情報もなく宅建を独学で勉強する方は参考書を数冊買ってしまいがちですが、参考書は一つにしぼってそれを徹底的に読み込みましょう。
そして、とにかく10年分の過去問を何度も解いてください。
暗記レベルでも良いくらいです。
ほぼ満点取れるくらいに暗記が出来るまでになれば、独学でも費用はほとんどかからずに合格できます。
テキストと過去問題集で5,000〜6,000円程度です。
Amazon Audibleに無料登録して、パーフェクト宅建士を無料でか聴くのも一つです。
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最近のユーチューバーの解説は、本当に分かりやすいです。
自分に合った人を見つけてくださいね。
純粋な独学のみの費用は以上のように5,000円ほどで済むことがほとんどです。
また、宅建試験には、宅地建物取引業に従事している人向けに「5問免除」という制度があります。
指定された「登録講習」を2日間受講すれば、50問ある本試験のうちの最後の5問が免除されるというものです。
講習機関により費用は異なりますが、15,000円~20,000円くらいが相場。
これがあると、最後の暗記部分の5 問の勉強をする必要がなくなるので非常に楽です。
この5問はランダムではなく、出題部分は決まっています。
詳しくは以下の記事に書いてますのでご覧ください。
宅建の受験にかかる費用
宅建の試験費用は8,200円。
独学でもなんでも必ず必要な費用です。
こちらも合わせて覚えておきましょう。
宅建試験合格後にかかる費用
試験に合格しただけでは宅建士になれません。
宅建士になるには「資格登録」をして「宅建士証」を交付してもらう必要があります。
資格登録を申請し「宅建士資格者」になるのに資格登録手数料として37,000円、宅建士証の交付を申請し「宅建士」になるのに宅建士証交付申請手数料として4,500円かかります。
合計すると、費用は41,500円です。
宅建士の資格登録にあたっては、宅地建物取引業の実務経験が2年以上必要です。
ただし、指定の「登録実務講習」を修了すると、「2年以上の実務経験」に相当すると見なされるようになる制度があります。
登録実務講習の費用は実施機関により変わりますが、20,000円前後。
上記をすべて合わせると、費用合計は61,500円前後です。
- 登録実務講習受講料:20,000円前後
- 資格登録手数料:37,000円
- 宅建士証交付申請手数料:4,500円
2年以上の実務経験がなく、宅建士証の交付を申請する時点で、合格から1年を超えている場合には、さらに「法定講習」と「登録実務講習」の両方を受講する必要があります。
- 登録実務講習受講料:20,000円前
- 法定講習受講料:12,000円
- 資格登録手数料:37,000円
- 宅建士証交付申請手数料:4,500円
合計すると、費用は73,500円前後。
宅建試験合格後にもけっこうな費用がかかりますね。
宅建を独学で取得する費用まとめ
今回は、宅建を独学で取得する費用について説明しました。
宅建の独学で学ぶ場合にかかる費用は通学や通信講座と比べても断トツで安くつきます。
ただし、独学で合格するためにはそれなりの勉強量や勉強を継続する強い意志が必要です。
それができる人は費用の安い独学での取得も夢ではありませんので、ぜひチャレンジしてみましょう。
実際の勉強方法などは以下の記事を参考にしてみてください。
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