お金をかけずに独学で宅建に合格できたら嬉しいですよね。
しかし、独学での合格は「難しい」とよく聞きますし、「無理でしょ」と思ってる人も多いのではないでしょうか?
お金がないから独学で宅建の勉強したいんだけど、合格するのは難しいかな?無理かな?
独学での合格は難しいですが、無理ではありません。やり方次第で十分合格できますよ。
今回は、独学での宅建合格は無理なのか、なぜ難しいのかを合格者である私が解説します。
もくじをタップすれば、見たいところまでジャンプできるので便利です。
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宅建に独学で合格するのは難しい?無理?
宅建試験は、おもに不動産取引における必要な知識を問う「国家資格」です。
不動産の取引には賃貸マンションの契約のような10万円前後の取引のものから、数億円規模のビルの取引まで様々。
幅広い知識と専門性が求められます。
宅建士でなくとも不動産会社で働くことはできますが、宅建士の資格を持っていないとできない業務もあります。
また、宅建士の資格を持っている人に対して「資格手当」を支給している不動産会社も多いです。
単に仕事の幅が広がるだけでなく、名刺に「宅地建物取引士」とあるだけで、「法律知識があるな」という信頼にもつながります。
認知度が高く、人気の国家資格ということもあり、例年の宅建試験の合格率は15%~17%。
宅建の有資格者のレベルを一定の水準に保つための試験、いわゆる「落とす試験」ですので、合格率が一定となるように毎年合格点が変わります。
50点満点中、35点前後が毎年の合格最低ラインです。
合格率15%~17%というのは、国家資格の中では平均よりもやや易しいですが、受験者の8割が落ちるのですから簡単な試験とは言えません。
独学で宅建合格を目指すなら、上記の前提条件を理解し、なめてかからないことが重要です。
宅建を独学で合格するためにおすすめの「勉強開始日」は?
宅建試験は年に1回、毎年10月の第三日曜日に全国の各会場で一斉に行われます。
申し込みは7月中旬ごろが締め切りなので、だいたいの受験生は申し込みを済ませてから「よし、勉強するか!」となる人も多いです。
しかし、3か月だけの独学で合格するのは非常に難しいです。
できれば半年前には勉強を開始し、一日当たり2時間の勉強をしましょう。
そうすれば半年間で360時間ほど勉強時間を確保できます。
360時間勉強すれば独学での合格も見えてきます。
別記事で、実際に私が独学で宅建に合格したときの勉強方法や勉強時間について書いてますのであわせてご覧ください。
宅建を独学で合格するための「効率的な学習方法」は?
宅建試験の配点を見ると、権利関係と宅建業法の出題数が多いことがわかります。
ただ権利関係という科目がクセモノで、一言でいうと学習範囲がかなり広いです。
宅建試験の合格テキストも基本この並びになっていることが多いので、最初に取り組むのが権利関係ですが、あまりの学習範囲の広さと単語の難しさに心が折れてしまいます。
独学で宅建に合格するなら権利関係は「半分取れればいいや」くらいの気持ちで臨んでください。
逆に「宅建業法」は1問も落とさない覚悟で臨みましょう。
宅建業法は不動産取引における業務を規制する法律です。
20点という配点の偏りから「宅建業法で点数を稼がなければ合格は無理」と言われてます。
しかし、学習範囲も広くなく、過去問の繰り返しで必ず得点できます。
同じ理由で、「法令上の制限」も得点源にすることができます。
宅建業法よりも学習範囲は広いですが、基本は過去問の焼き増しなので過去問演習で得意分野にすることができます。
特に多くの受験生が苦手としている「建築領域」は、他の受験生と差をつけるチャンスです。
それぞれの科目の理想得点は以下となります。
1. 権利関係 | 7点/14問中 |
2. 法令上の制限 | 6点/8問中 |
3. 宅建業法 | 18点/20問中 |
4. 税・その他 | 6点/8問中 |
合計すると37点となり、よほど合格点が高くない限りは合格をつかみ取れます。
「独学で宅建に合格するのは無理」「独学で宅建に合格するのは難しい」と考えていた人も、なんだか合格できそうな気がしてきませんか?
独学での宅建合格は無理ではない
今回は、独学での宅建合格は無理なのか、なぜ難しいのかを合格者である私が解説しました。
独学で宅建試験に合格することは無理ではありません。
十分な学習時間と効率的な学習ができれば合格可能です。
別記事で、実際に私が独学で勉強した際の勉強方法やスケジュールについて書いてますので、あわせてご覧ください。
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