求人の中には学歴要件が必須の企業も少なくありません。
大学卒業以上、または特定の学科を卒業しているなど要件を満たさなければ求人に応募すること自体ができないことも多々あります。
しかし、不動産業界は実力主義と言われており、学歴についても不問の会社もたくさん。
高卒でも活躍できる業界です。
学歴に関係なく実力さえあれば、高収入を目指すことができます。
今回は、高卒でも稼げる不動産業界でどうすれば高収入を得ることができるのか解説します。
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不動産の仕事は学歴不問で高卒でも高収入が目指せる
高卒であっても不動産業界で活躍することができます。
活躍というのは、仕事の前線で能力を発揮することにとどまらず、高収入を目指すという意味です。
実力さえあれば稼げるのが不動産業界
不動産業界は営業が最前線の業界です。
そのため、営業力さえあれば、学歴や職歴は不問でキャリアアップをすることができます。
例えば、有名大学を卒業して月の成約件数がゼロの営業マンよりも、高卒でも月に数千万円の成約を獲得できる営業マンの方が企業からみて価値が高いということです。
高卒は営業職であれば出世ができる
不動産会社には営業職以外にも、企画開発や社内の業務を行う管理部門など様々な部署があります。
高卒で不動産会社に就職して、出世を目指すのであれば営業職を選ぶべきです。
営業職は学歴よりも、会社にどのくらいの売上と利益をもたらすことができるかという一点だけで評価されると言っても過言ではありません。
しかし、営業以外の部門では能力よりも採用時の学歴で出世できるポジションやスピードが決まってしまいます。
高卒で管理職以上、部長や会社役員を目指したいという人であれば、営業職の方がチャンスは多いと言えるでしょう。
不動産業界の売買営業の給料は1000万円超えも
不動産の営業には大きく分けて「売買」と「賃貸」の2種類があります。
建物や土地を仲介して販売するいわゆる「売買の営業」は給料が1000万円を超える人もたくさん。
私のまわりにも1000万円プレーヤーはちょこちょこいます。
賃貸の営業とは賃貸用の建物や土地を仲介する営業活動を行います。
売買と比較すると、そこまで高い営業スキルは不要です。
成果による給与アップなどは売買よりも少ないので、どちらかというと安定志向の方に向いています。
別記事で不動産業界の給料について詳しく書いてますので、あわせてご覧ください→不動産業界の給料や年収はどれくらい?給与アップするにはどうすればいい?
高卒で不動産業界へ就職・転職するには宅建があれば有利
確かに高卒でも実力があれば不動産会社に就職して、会社の上層部を目指すことは可能です。
しかし、求人への応募段階ではあなたのスキルやポテンシャルを客観的に証明できなければなりません。
その時に最適なのが国家資格の宅建です。
取得するのであれば宅建士の資格がオススメ
高卒で不動産会社に就職・転職を検討する場合は、宅建の資格を取得することで有利に就活を進められます。
宅建の資格を持っていることで就職後に必要となる「不動産取引で必要な民法や宅建業法の基本知識」を持っていると客観的に証明可能です。
そして、不動産に関する国家資格を持っているという意欲は、採用時に高く評価をしてもらうことができます。
高卒でも宅建があれば不動産会社は評価してくれる
不動産会社が宅建を取得している人材を評価してくれるのには理由があります。
不動産会社は法律で5人に1人以上の宅建士を営業所などに設置する義務を課せられているのです。
この要件を満たし続けるためには、宅建の資格を持っている社員を常に確保し続けなければなりません。
また、不動産取引を行う上では、宅建士しか行うことができない「重要事項説明、重要事項説明書への記名押印、37条書面への記名押印」などの独占業務があります。
不動産会社が不動産取引をするうえで、宅建の資格を持った社員は必要不可欠なのです。
そのため、高卒であっても宅建を持っていることで、プラスに評価してもらうことができるわけです。
高卒でも宅建の資格を取ることはできるのか?
さきほどもお話したように高卒の就職・転職で宅建の資格は有利に働きます。
しかし、宅建の合格率は16%程度で推移しており、100人受験すれば、80%以上が不合格となってしまう試験です。
国家資格の中でも難易度は比較的高めの資格であるため、そもそも難しい資格を受験して合格することができるのかという問題があります。
宅建士は高卒でも取れる、学歴は不問
結論から言うと、宅建の資格は高卒でも取得は可能です。
受験資格にも学歴は不問であるため、誰でも受験することができます。
宅建は高卒でも合格している人は多く、最年少合格者は12歳と小学生でも合格している実績があります。
半年ほど受験勉強をすれば、十分に合格レベルの実力を身につけることができるでしょう。
私が半年の勉強で宅建に合格したときのことを以下の記事に書いてますのであわせてご覧ください→半年の独学で宅建士に一発合格した勉強方法とおすすめのテキスト
仕事で忙しい人は通信講座を活用するのも一つの手段
高卒の人が宅建を受験するうえでは、通信講座を利用するのがオススメです。
もちろん独学で合格することも可能ですが、通常は仕事をしながら受験勉強をすることになり、時間の確保やモチベーションの維持が難しいとされています。
宅建の通信講座を利用することで、講義のカリキュラムがペースメーカーとなり、質の高い授業で合格に必要な精度の高い知識を学ぶことができます。
独学で一番の問題点は知識の精度が低くなり、優先順位の低い分野に時間を割いてしまうなどの失敗をしやすいことです。
通信講座はそのような失敗のリスクを抑えて、高卒でもスムーズに宅建を取得することができます。
以下の記事では、通信講座をまとめて比較しています。自分に合った通信講座をみつけたい人はぜひご覧ください→【頂上決定戦】おすすめの宅建通信講座はどれ!?ガチで比較した結果は…?
不動産業界は高卒でも高収入を目指せるによくある質問
不動産業界は高卒でも高収入を目指せるによくある質問をまとめてみました。
高卒でどれくらいの高収入を得られる?
不動産売買の営業職だと結果を出せば、年収1000万円を超える高収入を得ることも可能です。
売買営業以外で高収入を得ることはできる?
出世して、社長や部長などのいいポジションにつくことができれば、高収入を得ることができます。
宅建は取得すべき?
宅建は不動産業界への就職に有利になるだけでなく、資格手当として給料をアップすることができます。
高収入を目指すうえでは、必ず合格したい資格です。
不動産業界は高卒でも実力さえあれば高収入を目指せるまとめ
今回は、不動産業界は高卒でも実力さえあれば高収入を目指せるのか解説しました。
不動産業界で求められるのは学歴よりも営業スキルなどの能力。
成果を上げれば、学歴に関係なく出世でき、高収入を得ることが可能です。
高卒が不動産会社に就職するには、宅建の資格を取得していることで有利に働きます。
宅建は高卒でも十分合格可能で、通信講座を活用することで無駄なく学習するのが合格への近道です。
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